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ベンチャー企業を投資で応援!FUNDINNOの魅力・リスクを徹底解説

"ベンチャー企業"という言葉が、すごく身近になってきました。

世の中の仕組み・サービスを変える可能性を秘めたベンチャー企業に、自分が関わることができるたら面白いと思いませんか。

 

その関わる選択肢の一つが、株式投資型クラウドファンディングを提供するFUNDINNOです。

未上場会社へ投資が約10万円から可能で、自分がベンチャー企業の株主になれます

 

こんな方におすすめ

  • 世の中にないサービス・モノを生み出す企業のストーリーを、当事者として共有したい。
  • ベンチャー企業に憧れるが、就職・転職する勇気はない。でも何かしらの形で関わりたい。
  • ベンチャー企業の成長を見守りたい。
  • 社会問題の解決を目指す企業を応援したい。

 

この記事では、FUNDINNOの仕組み・魅力・リスクを徹底解説します。

 

FUNDINNOとは

株式投資型クラウドファンディングを提供する会社

公式HPより抜粋

 

FUNDINNOは、未上場のベンチャー企業に投資できるクラウドファンディングを提供する会社です。

約10万円からの投資が可能で、各案件で定められた募集目標額を満たせば投資が成約し、ベンチャー企業の株主になれます。

 

このFUNDINNOは、

  • 累計成約額 約96億円
  • 成約プロジェクト数 累計314件
  • ユーザー数 約11万人

を誇り、株式投資型クラウドファンディングの分野において国内No.1シェアの会社です。 

 

株式投資型クラウドファンディングの仕組み

 

株式投資型クラウドファンディングの仕組み

  1. 投資家は、FUNDINNOが情報提供するベンチャー企業の案件を選定し、FUNDINNOに出資金を支払う(投資)
  2. 目標募集金額を達成した案件は成約となり、FUNDINNOがベンチャー企業に出資金を払込む
  3. ベンチャー企業は、出資した投資家を株主として登録する
  4. ベンチャー企業より定期的に事業進捗のお知らせとして"IR"がFUNDINNO経由で投資家に通知される。
  5. 企業によっては、配当・株主優待がもらえる

 

ここまでの流れは、ベンチャー企業の普通株への投資となり、上場企業への株式投資とほぼ同様の流れになります。

ただ、FUNDINNOには、もう一つの投資の選択肢があります

 

それは、FUNDINNO型新株予約権です。

 

「普通株」と「FUNDINNO型新株予約権」の2種類の募集方法がある

新株予約権とは

まず、一般的な新株予約権とは、

 

公式HPより引用

  1. 投資家は、投資先企業が発行した新株予約権を取得します。
  2. 投資家は、その後、あらかじめ決められた期間内(権利行使期間)に権利(新株予約権)を行使すると、その投資先企業の株式を一定の価額(転換価額)で取得できます。

 

つまり、新株予約権を取得することは、将来株式を受けとれる"権利"を取得することであって、株式を取得したわけではありません

そのため、株主総会に出席して議決権を行使したり、配当を受け取ることはできません

 

では、投資家が新株予約権を取得するメリットは何かというと、将来、権利行使で取得する株式を割安で受け取れる(より多くの株式数を受け取れる)場合があるということです。

新株予約権を発行した投資先企業が、将来、普通株で資金調達するする際、その普通株に投資する投資家よりも、新株予約権を取得した投資家の方がより多くのリスクを取っているため、より有利な条件で株式交付を受け取れるというわけです。

 

FUNDINNO型新株予約権

FUNDINNO型新株予約権の特徴は、

  1. 投資
    権利行使期間は7年。権利行使が行えるのは、投資先企業において、IPO、M&A、解散が発生しないで、権利行使期間7年の最終行使期限日の1カ月前に至った場合となる。
  2. 株式数決定(次回資金調達時)
    前項1の新株予約権による資金調達以降、投資先企業が株式発行による1億円以上の資金調達を初めて実施する際に、その時点の企業価値を考慮した転換価額、交付株式が決定する。
  3. 株式の交付または金銭の受領
    将来、投資先企業に4つのシナリオ(IPO、M&A、解散、存続)が実現したときに株式が交付され、または金銭を受け取れる。

公式HPより引用

 

より詳細に理解されたい方は、公式HPでケーススタディを用いて説明していますので、そちらをご参考ください。

 

普通株とFUNDINNO型新株予約権による投資の違いをまとめると、

項目普通株FUNDINNO型新株予約権
議決権・配当ありなし
優待提供可能
IRあり
エンジェル税制(※1)ありなし
保有株式数/株価の決定募集・投資時次回株式資金調達時
株主間契約なしあり

(※)エンジェル税制は後述します。

 

FUNDINNO MARKETで未上場株を売買できる

公式HPより引用

FUNDINNOでは、独自で未上場株を売買できるオンライン上のプラットフォーム「FUNDINNO MARKETを提供しています。

 

一般的に、未上場株は投資しても、その後、何かしらの事情で売却したくても売買できる場がなく、流動性が低さが大きなネックでした。

その問題を解決するのが、このFUNDINNO MARKETです。

 

FUNDINNO MARKETの特徴

  • IPOやM&Aなどの投資出口を待たずとも売却して、投資資金を回収できる
  • FUNDINNOで過去の人気投資案件の未上場株を購入できるチャンスがある
  • 取扱銘柄の情報開示が豊富で、購入の判断がしやすい(最新の資金調達状況・決算書・事業報告・最新ニュース・IRなど)
  • MARKET内の過去の取引実績、現在の注文動向が確認でき、保有する未上場株の評価額を判断できる

 

ただし、FUNDINNOが取り扱った投資案件の全ての未上場株を取り扱っているわけではありません。

FUNDINNO MARKETに選出されることではじめて取引ができるようになり、現在、その取扱い銘柄数は9銘柄となっています。

 

ここからは、ベンチャー企業への投資ならではの魅力・リスクを解説します。

 

ベンチャー企業への投資の魅力

ベンチャー企業の成長をより身近に実感できる

投資先企業の事業を進捗を、FUNDINNO内のマイページ内でIRという形で確認できます。

 

半期開示内容売上高進捗推移・重要業績評価指標の月次推移・事業計画との実績比較・資金調達計画の説明
決算開示内容株主総会・年間実績の説明・事業計画との実績比較・新年度の事業計画の説明・資金調達計画の説明

 

一般にはまだ知られていないベンチャー企業の成長を、一緒に見守れることはワクワクしませんか

 

ベンチャー企業の経営に関与できる

普通株での出資の場合、株主総会に出席したり、議決権を行使することで経営に関与できます。

通常の上場企業の投資でも同様の仕組みですが、少数株主で構成される非上場のベンチャー企業では、より自分の意見が深く反映されることとなります

 

エンジェル税制を使って節税できる

エンジェル税制とは、国がベンチャー企業への投資を促進するために、ベンチャー企業(エンジェル税制対象企業に限る)に投資した投資家に対して、投資した資金額に応じて一定の所得税の軽減が受けれる、税制上の優遇措置です(※住民税の軽減はありません

 

エンジェル税制には、2種類の税制上の優遇措置があります。

種類投資先企業で
対象となるもの
優遇内容控除対象となる
投資額の上限
A設立5年未満の企業【対象企業への投資額-2,000円】をその年の総所得金額から控除できる総所得金額の40%と
800万円のいずれか低い方
B設立10年未満の企業【対象企業への投資額全額】をその年の他の株式譲渡益から控除できる上限なし

(※)Aの要件を満たす企業に投資した場合、確定申告時にAとBのどちらを選択できます。
(※)Bの要件を満たす企業に投資した場合、確定申告時にBしか選択できません。

 

総所得金額は、年末に勤務先からもらう源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」に該当します。

 

 

ケースを挙げて説明します。

【前提】所得税率20%の人(その年に上場株式の譲渡益20万円があった)がFUNDINNOで10万円投資(対象先は優遇措置Aの適用)

優遇措置Aを選択した場合
投資額10万円×所得税率20%=2万円

優遇措置Bを選択した場合
(売却益20万円-投資額10万円)×15%(申告分離課税/所得税分)=1.5万円

つまり、優遇措置Aがより所得税の軽減額が大きく、投資額10万円うち2万円相当分の節税ができるわけです。

 

  • FUNDINNO MARKETで取得した未上場株への投資には、エンジェル税制は適用できません
  • FUNDINNO MARKETで売却して得た譲渡益は「その年の他の株式譲渡益」になります
  • FUNDINNOで取得した未上場株を同年にFUNDINNO MARKETで売却した場合、当該株式取得時のエンジェル税制の優遇措置は受けれません

 

ベンチャー企業への投資のリスク

ハイリスクハイリターンである

ベンチャー企業は、一般の上場企業と比較して倒産リスクが高く、投資した資金を全て回収できない可能性が十分にあります。

その分、IPOなどでを達成した時に得られるリターンが大きくなるわけですね。

 

そのため、FUNDINNOでは、1企業に対する投資額の上限は50万円までと決まっています。

ベンチャー企業への投資で重要なのが、分散投資です。

 

1企業に多額に投資するのはリスクなので、複数のベンチャー企業に分散して投資することでリスクを減らしつつ、より多くのベンチャー企業を応援することが望ましいと言えます。

 

投資金の回収まで時間がかかりやすい

投資した未上場株式への投資金を回収できるタイミングはIPOやM&Aなどの時で、長期の投資期間を要します

FUNDINNO MARKETで未上場株を売却する手段はあるものの、同MARKETに選定される必要があり、選定されなければ売却も困難です。

 

そのため、ベンチャー企業への投資は必ず余裕資金で行う必要があります

 

まとめ

FUNDINNNOを使ったベンチャー企業への投資の魅力をまとめると、

  • 比較的少額(約10万円)から投資できる
  • 世にまだ知られていないベンチャー企業に深く関わり、投資家として社会貢献できる
  • エンジェル税制を使うことで、投資金の一部相当を節税できる

 

みなさんも、是非お試しください!

  • この記事を書いた人

かっち

「今を生きる(seize the day)」をモットーに、日々の生活をプチ豊かにする情報モノ・サービスを紹介する記事を綴ります。
【興味】楽天経済圏・kyash・JALマイル
【目標】ポイ活でハワイ行きたい

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