2021年4月、ジャパネット銀行が社名変更し、PayPay銀行が誕生しました。
名前のとおり、PayPayに特化した銀行で、スマホで簡単に取引できるの魅力です。
本記事は、PayPay銀行のメリット・デメリットをご紹介します。
キャッシュカードはVisaデビットカード一体型
PayPay銀行のキャッシュカードの特徴は、
- VISAデビッドカード一体型(年会費・発行費0円、審査不要)
- VISAタッチ決済対応
- アプリで口座残高・明細を確認
- デビッド利用額500円につき1円還元
口座開設はスマホで簡単にできる
口座開設に必要なものは、
- スマホ
- 運転免許証・カード型保険証・マイナンバーカードのいずれか1点
準備ができたら、3ステップで口座開設が完了します。
- スマホで、メールアドレスの登録後、お客さま情報の入力
- スマホで、本人確認資料の提出と顔の撮影
- トークンアプリをダウンロードして初期設定
メリット① スマホ決済 PayPay残高の出金手数料0円
PayPay銀行を使えば、
- 銀行口座からPayPayの残高(PayPay残高)への入金取引
- PayPay残高を銀行口座への出金取引
これがすべて0円!
出金できるPayPay残高の種類はPayPayマネーのみ
他の銀行の場合は、入金取引0円・出金取引100円です。
メリット② PayPayフリマの売上金の出金手数料0円
フリマアプリ PayPayフリマの売上金の出金方法は、2種類あります。
- PayPay残高へのチャージ
- 銀行口座への出金
PayPay残高へのチャージは無料、そして、PayPay銀行も出金手数料が0円です(他の銀行は100円)。
メリット③ いつでも何回でもATM入手金手数料0円
提携ATMの手数料
PayPay銀行は、
- 毎月最初の1回目の取引(入金もしくは出金)は、金額問わず手数料0円
- 2回目以降は、3万円以上の入出金であればいつでも何回でもATM手数料0円
「3万円以上」の条件は、ネット銀行の中で最もハードルが低いと言えます。
また他の銀行では、手数料0円の優遇を達成したとしてもその回数は限られます。
参考(他のネット銀行の条件)
セブン銀行のATMはキャッシュカード不要
セブン銀行のATMは、スマホさえあればキャッシュカードが無くても入出金は可能です。
手数料はキャッシュカード利用時と変わりません。
デメリット 振込手数料の優遇に魅力がない
PayPay銀行の振込手数料は、
PayPay銀行宛て | 他の銀行宛て | |
3万円未満 | 55円 | 176円 |
3万円以上 | 275円 |
一般の銀行と比べると、手数料水準は低いです。
なお、手数料0円となる優遇はありますが、そのハードルはPayPay銀行の預金平均残高3000万円以上と高く、他のネット銀行の方がはるかに低いと言えます。
参考(他のネット銀行の条件)
代替手段としては、PayPayアプリのユーザー間送金(手数料0円)があります。
PayPay銀行からPayPayに入金して、PayPayアプリから送金するのも一つの手です。
さいごに
PayPayユーザーであれば、PayPay専用の口座としてPayPay銀行をぜひ活用しましょう。