子どもに携帯を持たせようと検討した時、真っ先に思い浮かぶのはキッズスマホですよね。
softbank・docomo・auの3大キャリアで取り扱っており、その主な特徴は、
- 主に利用できるのは、通話・メールの機能のみ
- 防犯ブザー機能
- フィルタリング機能(有害サイトの排除)
- 見守り機能(位置情報の検索)
ただキッズスマホを持たせても、結局は大人と同様のスマホを持ちたがります。
結局、機種変更して、キッズスマホの購入費用が無駄になることも、、、
実は、iPhoneやAndoroidには、親と子のアカウントをリンクすることでキッズスマホと同程度に機能制限をかけることができます。
なので、わざわざキッズスマホにする必要はありません。
そのため、僕は、中古のiPhoneを購入して、子どもにも持たせています。
では、キャリアをどこにするかを考えた時に、コスパに優れた楽天モバイルがおススメです。
楽天モバイルを子供の利用におすすめするワケ
- Rakuten Un-LIMIT VIIは月3GBまでの利用で料金980円/月(税抜)
- 家族間を問わず、国内通話が無料
- 子供名義で契約可。端末は、Rakuten Un-LIMIT VIIとの同時申込で格安で購入できる
- 安心なフィルタリング・GPS機能(月額300円・税別)がある
親が3大キャリア(docomo/au/softbank)を利用していたとしても、子供だけ楽天モバイルを契約することも可能です。
この記事では、楽天モバイルで子供のスマホを契約する流れを徹底解説します。
通常のスマホでも機能制限・GPS検索できる
iPhone・Andoroidには、無料で使える機能として親と子のアカウントをリンクすることで、機能制限などキッズスマホと同程度のことができます。
iPhoneではペアレンタルコントロール、Googleではファミリーリンクという機能です。
いずれも
- Web制限
- アプリダウンロード制限
- アプリ利用制限
- GPS機能
詳しくは、公式サイトをご参考ください。
iPhone:ペアレンタルコントロール
Andoroid:ファミリーリンク
楽天モバイルで子供が利用するスマホ
楽天モバイルには、キッズスマホはありません。
通常のスマホを使うことになりますが、その選択肢としては、
- 楽天モバイルが販売するスマホ
- 親のスマホのお下がりを使う
- 中古のスマホを買う(SIMフリー・SIMロック解除端末)
楽天モバイルの公式機種には、子供が扱いやすいサイズのスマホもあります。
なお、自分でスマホを用意する場合は、楽天回線に対応しているか確認する必要があります。
下記のリンクから検索して確認してください。
見守りができる「あんしんコントロール by i-フィルター」
18歳未満の契約者は利用が必須だが、親権者の同意があれば解約可能
楽天モバイルでは、月額300円/税抜で「あんしんコントロール by i-フィルター」というサービスがあります。
下記の制限を、より細かく、自由に設定することができます。
- Web制限
- アプリダウンロード制限
- アプリ利用制限
- GPS機能
18歳未満の人が楽天モバイルと契約する際は、このサービスの利用は必須です。
ただし、親権者である親が同意すれば解約は可能です。
僕の場合は、iPhoneのペアレンタルコントロールの機能で十分という考えでしたので、すぐに解約ました。
あんしんコントロール by i-フィルターの機能を解説しますが、注意点があります。
iPhoneとAndoroidでは、使える機能に違いがあります。
結論から言うと、Andoroidの方がより多くの機能が使えます。
子供のスマホの利用状況が分かる
閲覧したサイト、検索したワードなどを確認できます。
1日1回、利用状況をメールで受け取れます。
フィルタリング機能で機能制限をカスタマイズできる
WEBフィルタリング(Andoroid・iOS)
- Webサイトの利用を曜日・時間帯ごとに制限
- サイトを「見せる」「見せない」など自由に設定
- 必要なサイトだけ見せることも可能
- 子供の年齢に合わせたフィルタリング設定
アプリフィルタリング(Andoroidのみ)
- 不適切なアプリを自動的に選別するフィルタリングが可能
- アプリを「使わせる」「使わせない」を自由に設定
iPhoneはこの機能は使えません。
GPS機能(Androidのみ)
- 位置情報の履歴が確認できる
- 指定の曜日や時間に子供の居場所を自動で通知する機能もあり
iPhoneはこの機能は使えません。
iPhoneの場合は、ファミリー共有という機能で子どもの端末を登録すれば、GPS機能を利用できます。
iPhone:位置情報の共有
月額料金 実質0円も可能
子供向けの料金プランはありません。
データ利用量に応じて月額料金が決まる、Rakuten UN-LIMIT VIの料金プランとなります。
楽天公式サイト Rakuten UN-LIMIT VIの内容
より詳しく解説した記事もご参考ください。
楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VIIの徹底解説
楽天モバイルは、3大キャリア(docomo/au/softbank)と比較して、格安・シンプルなサービスを提供しています ...
続きを見る
凄いのは、月1GBまであれば月額0円のタダ!
そして、国内通話・SMSは、専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、使い放題・かけ放題です。
小学生であれば、データ利用量は少ないでしょう(親も機能制限をかけますし)。
実質0円で利用できると思います。
月の支払額(税別)のイメージ
月額料金 | 0円 |
ユニバーサルサービス料 | 3円 |
あんしんコントロール by i-フィルター | 300円 |
合計 | 303円 |
契約手続き
契約名義は子供の名義がおすすめ
契約名義は、つぎの2パターンが考えられます。
- 子供の名義で楽天モバイルと契約する
- 楽天モバイルと契約中の親が、2回線目を用意する
おすすめは、子供の名義で楽天モバイルと契約する方法です。
なぜなら、2の方法では、2回線目に適用されるRakuten UN-LIMIT VIの料金が次のようになるからです。
データ利用量 | 1回線目 | 2回線目 |
~1GB | 0円 | 980円 |
1GB超は同じ |
子供名義での契約手続き
オンラインの申込み手続きはできず、親と子供の二人で店頭に行って申し込みます。
必要書類は、
- 本人確認書類(親・子供)
- 法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書(親)
- 印鑑(親)
- クレジットカードor銀行口座(親もしくは子供名義)
また事前に、子供名義の楽天会員IDが必要です。
これで店頭で手続きをすれば、楽天モバイルを開始することができます。
詳細な手続きの流れは、公式サイトをご確認ください。
さいごに
子供がスマホを利用する上で、安心のサービスが楽天モバイルにもあります。
そして、何よりの魅力は圧倒的な安さです。
ぜひお試しください。