30代前半に、突然、円形脱毛症を初めて発症した。
それまで、髪のケアなんて考えたことなかったし、髪が抜けるなんて想像したこともなかった。
脱毛の原因は、仕事のストレスかもしれないし、アトピー体質によるかもしれないし、乾燥・敏感肌でもあるし、、、
僕の円形脱毛症のエピソードは、こちらの記事を読んでみてください。
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結局のところ、「脱毛の原因はこれ!」というのは分からないのが現実。
だから、考えらえることは全てやり尽くしたい。
運動、サウナ、サプリ、シャンプーなどいろんな対策をしてきた。
その中で、頭皮・髪のメンテに日々使われるシャンプーが一番重要と思い、試行錯誤しながら選んできました。
ただ一方で、30代後半にさしかかり、髪の毛のボリュームも減ってきたと感じるようになり、、、
育毛効果のあるシャンプーもないものかと。
そんな悩みを持つ方に、円形脱毛症を発症した僕がおすすめするシャンプーをご紹介します。
大きく3種類のシャンプーがある
高級アルコール系(石油系)は絶対ダメ
円形脱毛症の原因の一つと言われる、アトピー体質の方や、敏感肌・乾燥肌の人は、市販のシャンプーのほとんどは避けるべきです。
なぜなら、安価で・洗浄力が強い高級アルコール系(石油系)の成分が含まれるため、頭皮に対する刺激が強いのです。
高級アルコール系シャンプーの見分け方
成分に、ラウリル硫酸ナトリウム・ラウリル硫酸塩・ラウレス硫酸ナトリウム・ラウレル塩酸アンモニウムなどが含まれているもの
洗浄力が強さはメリットである一方、頭皮への刺激も強く、肌が弱い人はまず避けるべきシャンプーです。
石けん系・アミノ酸系シャンプーがおすすめ
頭皮への低刺激なものとして、この2種類です。
- 石けん系シャンプー
- アミノ酸系シャンプー
違いが何かというと、
石けん系シャンプー | アミノ酸系シャンプー | |
洗浄力 | 強い | マイルド |
頭皮への刺激 | 低刺激 | 低刺激 |
性質 | 弱アルカリ性 | 弱酸性 |
≪ 性質の違い ≫
頭皮は弱酸性のため、弱アルカリ性の石けん系シャンプーを使用すると髪がきしんでしまいます。
そのため、弱酸性のクエン酸リンスで中和し、弱酸性に戻す必要があります。
≪ 洗浄力の違い ≫
石けん系シャンプーは、天然成分由来のため低刺激である一方、強い洗浄力を兼ね備えています。
一方、アミノ酸系シャンプーは頭皮と同じ弱酸性ですが、洗浄力はマイルドです。
どらちを選ぶかは、普段使用しているスタリング剤の洗い落せやすさで決めたらいいです。
アミノ酸系シャンプーで十分落とせないようなスタイリング剤を使用であれば、石けん系シャンプーを選択するといった具合です。
目的別でおすすめしたいシャンプー
値段の手ごろさで選ぶ
いずれも天然由来(ヤシ油)の植物性のアミノ酸系シャンプーをご紹介します。
≪ ミノン薬用ヘアシャンプー ≫
ドラッグストアで販売されており、1973年に誕生して以来、長年ユーザーに愛用されている商品ブランドです。
僕が初めて円形脱毛症になったとき、『敏感肌・乾燥肌の方へ』と商品パーケージに惹かれ、このシャンプーにすぐに切り替えました。
その成分は、
【成分】
<有効成分>グリチルリチン酸2K
<その他の成分>ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、BG、POEセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル、ラウリン酸ポリグリセリル、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、安息香酸Na、パラベン、香料、ヒドロキシエタンジホスホン酸液
引用元:公式サイト
ハード系ワックスを使う僕でも、アミノ酸系であるミノンは十分洗浄力はありました。
≪ カウブランド 無添加シャンプー さらさら ≫
あの"牛乳石鹸"でおなじみの会社が提供するシャンプーです。
着色料・香料・パラベンなどの防腐剤・品質安定剤、アルコールの不使用と、肌に極力刺激を与えないような商品となっています。
皮膚アレルギーテストもクリアしており、敏感肌な人にとっては安心ですね。
【成分】
水、DPG、コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Na、スルホコハク酸ラウレス2Na、トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン、セテアレス-60ミリスチルグリコール、ラウリルヒドロキシスルタイン、ココイルグルタミン酸Na、PCA-Na、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ラウレス-4カルボン酸Na、ポリクオタニウム-10、クエン酸
引用元:公式サイト
≪ メディクイックH 頭皮メディカルシャンプー ≫
冬、肌が乾燥しがちのときにフケの量が増え、それと同時に痒みが出るときがありました。掻くと頭皮を傷つけるし、脱毛・抜け毛にビクビクする僕にとっては一大事。
そんな時に使用したのが、この商品です。
個人的な感想だけど、確かにフケは収まったし、痒みも無くなった。
このシャンプーはアミノ酸系であることに加え、フケ・かゆみを抑える成分が含まれています。
- フケ・かゆみの原因菌の増殖を抑える抗真菌成分(ミコナゾール硝酸塩)
- 炎症を抑える抗炎症成分(グリチルリチン酸ジカリウム)
【成分】
<有効成分>ミコナゾール硝酸塩、グリチルリチン酸ジカリウム
<その他の成分>ヤシ油脂肪アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na、濃グリセリン、ロート油、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、POEジオレイン酸メチルグルコシド、ジステアリン酸グリコール、フェノキシエタノール、ビタミンE、クエン酸、水酸化Na、エデト酸塩、メントール、無水エタノール、香料
引用元:公式サイト
薄毛・抜け毛対策も備えた高価格シャンプー
脱毛の心配に加えて、年齢とともに髪のボリュームが減ってくるのもどうにかしたいと思う人に、おすすめのシャンプーをご紹介します。
≪ MIHATSU SHAMPOO ≫
きっかけは、行きつけの美容師さんにおすすめされて使いはじめ、今も愛用しています。
MIHATSU SHAMPOOは、発毛サロンⓇBIDANがMONALIと共同開発しており、「薄毛改善にはまず頭皮改善から」ということで、頭皮環境を整えることで薄毛を予防することを目的としています。
サロン専売品ですが、専用のオンラインショップがあります。
ただ、このMIHATSU SAMPOO、オンラインショップに出品されなかったりする時もあるみたいで、どうしても欲しい方は、楽天市場・amazonなどで出回っている商品を購入できます。
商品の特徴としては、
- アミノ酸系シャンプー
- 石油系合成界面活性剤不使用
- ノンシリコン
- パラベンフリー
- 合成着色料不使用
- 化学香料不使用
- 鉱物油フリー
<成分>
水、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、ジラウリン酸PEG-75、BG、トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース、ポリクオタニウム-10、ラウラミドDEA、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、炭、カッパフィカスアルバレジエキス、クロメエキス、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解コラーゲン、ケイ酸Na、腐植土抽出物、ポリクオタニウム-51、ポリクオタニウム-7、エチルヘキシルグリセリン、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸2K、メントール、ポリソルベート80、クエン酸、フェノキシエタノール、安息香酸Na、ペンチレングリコール、EDTA-2Na
引用元:公式サイト
ちなみに、炭が入ったシャンプーなのでシャンプーの液は真っ黒で、少しびっくりします。
気になる、実際使ってみての効果・実感としては、
「とりあえず現状維持できている」が正直な感想。
抜け毛が気になるほど抜けてもいないし、髪のボリュームが減り続けているという実感もないという意味で、"現状維持"。
デメリットは、定価が5,500円(税込)!
まずは使い続けてみて、何かしらの効果を実感できないのであれば、値段を考えると使う必要はないので、ミノンなどのシャンプーを使ったらいいと思います。
僕の場合は、現状維持が出来ているという実感と、高価なシャンプーを使っているので効いているはずだという安心感を買っているので、今も愛用しています。
さいごに
僕みたいに脱毛症を一度発症すると、髪・頭皮のケアを悩む人は多いと思います。
この記事でご紹介した商品で、すこしでもその悩みが小さくなればと思うので、、ぜひ一度お試しください。